パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

悲しい

親子
13/05/29
うちは母子家庭だった。母ちゃんは地元のスーパーのパートさんで一人俺を育ててくれてた。

親父が何してた人だったかは知らないけど会った記憶もない、気が付いたら古い小さな集合住宅の一室で母ちゃんと二人暮らしてた。

俺は重度の小児喘息の持ち主で、毎晩寝入りばなと夜明けの体温と空気の温度差が激しくなる頃に発作が出て、吸入器を加えさせられ、おさまるまで母ちゃんが背中をさすってくれていた覚えがある。

時々泡を吹いて息が出来なくなって、でも母ちゃんがそんな俺を抱えて救急病院までタクシーで行ったこともあった。
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親子
14/06/24
実家に住んでた頃の話。2年くらい前の、今くらいの時期。

実家の2階に自室があってさ、休日昼寝してた。

一階から父の声で「おーい」。同時に、階段の壁をコンコン、と叩く音。父は私を呼ぶとき、毎度それをするのな。

起されたことにイラ立ちつつ部屋から「何?」っていうも返事なし。

「なんだよ!」って起き上がって、時計見たら午後4時ごろ。夕飯まで寝てるつもりだったんだけど。そんで、一階に降りて居間に通じるドアあけて
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伏見稲荷大社
14/07/03
ここで話してもいいのかな。去年の話なんだけど。

うちのじいさん(じいさんは婿養子(むこようし)で実家を出てる)の実家の山に伏見(ふしみ)から借りてるお稲荷(いなり)さんの祠(ほこら)があって、でもじいさんの家の人たちはみんな神様とか信じない人たちだから、祠にお供えどころか祠までの道が荒れ放題っていう状況だった。

自分のばあさんが異常に信心深いのと、母さんが信心深くはないけど、霊感みたいなものが強いおかげで、自分はお稲荷さんの存在を知ってたし、じいさんの家の墓参りついでにいつも参ってたんだ。

母が言うに、お稲荷さんは長いことずっと「伏見に帰りたい」って言っていたらしい。
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家
16/08/02
小学生の時の話。

俺の家のすぐ近くに、同級生の男の子が住んでた。その子は生まれつき心臓に重い障害があって、学校にはたまにしか来なかった。

でも、その子のおじちゃんとおばちゃんはすっごい優しくて明るい人達で、下校中とかに会ったらいつも笑顔であいさつしてくれてた。

小学生3年のある日、その男の子が亡くなった。クラスのみんなで葬式に出たんだけど、おじちゃんとおばちゃんが嗚咽を漏らして泣いてた。

いつも笑顔のおじちゃん、おばちゃんがそんな感じになってたのを見て、初めてその同級生の死に実感が湧いた。
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犬と猫

12/10/08
昔、実家で犬飼ってたんだけど、猫大好きなやつでさ。

散歩の時とか向かいから犬来るとワンワン吠えるし、飛びかかろうとするしで毎回大変だったのに、猫にだけは優しくて、近所の野良猫もうちの犬見ると走ってきてすりすりしてんのw

んで、ここからが不思議な話。

うちの犬ガンになって散歩も行けない状態になったんだ。ほとんど寝たきりの状態で、俺と母さんで看病してたんだけど、夏の早朝に玄関のところで死んでたんだ。
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早朝

02/01/30
あれは俺が小学校四年生でした。当時俺は朝刊の新聞配達をしていました。

その中の一軒に毎朝、玄関先をそうじしているお婆さんがいました。そのお婆さんは毎朝、俺が『お早よう御座います』と言うと『ご苦労さん』と言ってヤクルトを二本あるうちの一本くれました。

俺はいつしかそれが楽しみになっていました。

そんなある日、いつものようにお婆さんにあいさつすると返事がありません。いつもは笑顔であいさつしてくれるのに、振り向きもせずに黙って玄関先をそうじしているのです。

なんか変やなぁと思いながらその日は残りの配達をすませて帰りました。
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蕎麦屋

15/05/14
JRがまだ国鉄と呼ばれてた頃の話。

地元の駅に蕎麦屋が一件あった。いわゆる駅そば。

チェーンではなく、駅の外のあるお蕎麦屋さんが契約してた店舗で、旨い安い、でも種類がない、おまけに昼はやってないという、趣味でやってるサラリーマンサービスみたいな店だった。

乗り換え駅でもないけど、快速が止まる駅ではあったので、急行普通乗り換えの時間帯や、朝と晩から終電近くまで結構にぎわってる店だった。

ある日、終電後に客がなくなって店を閉めようとしたときに、なじみ客のサラリーマンが食べに来た。だけどこのサラリーマン、食べ終わって駅を出た先で暴走車にはねられて亡くなってしまった。
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犬

まぁ勝手に書くわごめん。

10年位前かな?実家で飼ってた犬がいたんだ。俺が小学校に上がる時に姉貴が子犬を連れて来たんだよ。

その犬は雑種のメスでね、当時はよちよち歩きだったけど物凄く賢い奴でさ。子犬なのに絶対粗相もせず、必ず散歩の時にしかおしっこや排便をしなかった。

がまん強く賢い犬だった。とてもね。俺はその犬にあいちゃんと名前を付けた。毎日散歩にも行ったし餌やり、水やりもした。

イタズラ好きな俺はクラスの女子をいじめるたび、お袋にシバかれ泣きながらあいちゃんの小屋でなぐさめてもらったのは良い思い出。
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561 : :02/07/27 03:46
Aさんは妻と子供がおり、平凡ながら幸せに暮らしていました。
Aさんは趣味でヨガを習っており、いつのまにか瞑想が趣味を兼ね備えた日課のようになってました。
瞑想する事で心が落ち着き、非常にすっきりした気分になるからです。

いつものように瞑想していると、急にピシッといった空気が感じられ、夢の中に引き込まれました。
そこでは、現世の妻ではないカオリという妻と子供がいました。
彼女は優しく気丈で、Aさんとの仲も非常に良好でした。
その夢の中でAさんは普通に日常を過ごしていました。

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男の壮絶な人生、鬱、夕日、悲しい

236名前:
長文スミマセン1/8投稿日:03/02/14 17:18
私は、ずっと母親と二人で暮らしてきた。父親は自分が生まれてすぐにいなくなった、と母親に聞いた。

祖父や祖母、親戚などに会ったことはない。そんなものだと思っていた。それが異常な境遇だということに気付いたのは、ずっと後になってからのことだった。

いつ頃のものかはわからないが、姉がいた記憶がある。夢のようにかすかな記憶なので、本当のものなのかはわからない。
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