
703 :本当にあった怖い名無し:2007/04/06(金) 00:00:12 ID:HTE9QAHIO
私の実家に、着物の袖が少し焦げ右の髪が少し短い、一体の日本人形があった。
桐塑で出来た顔には、ちゃんとガラスの目がはめ込まれていて、
その上に丁寧に胡粉の塗られた、唇のぽってりとした、たいへん愛らしい顔の人形だった。
牡丹の花柄をあしらった黒い着物がよく似合っていて、帯にも本物の金糸が入っていた。
しかし何より変わっているのは、その人形、膝と大腿部が曲がるように出来ていて、正座をさせることができる。
これが三つ折れ人形というもので、今でもなかなか珍しく、また高価な人形だった。









