12: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 03/04/21 14:16
【イタリアでのきまずい話】1/4
うちの姉貴がイタリア旅行していた時のこと。
ある日系米人の女の子と知り合いになった。
彼女(仮にアン)はカタコトのイタリア語しか話せないで不自由しているというのと
日本の文化に興味があったというので
よかったら同行させてくれということになった。
そこで二人でイタリア各地をまわったらしい。
アンはオペラが大好きで、よく蝶々夫人の話をしては
「美しいけれども悲しい話!もし私がその場にいたら慰めてあげるのに!」
(蝶々夫人は最後まで信じていた夫に裏切られて自害する)
と目に涙をうかべるような、純情な女の子だったそうだ。
また「私の曽祖父たちは戦時中、国によって強制収容所にいれられたの。
でもそれは終わった話。私たちはアメリカを愛している。」などと
語り継がれた日系人の歴史を話してくれたりしたそうだ。