俺が、小学の頃だったかな…。季節は8月くらい、夏休みの終わりの頃だった。
俺の故郷は、海の近くで海岸線には堤防があり、堤防の近くの土手でよく仲間と遊んでいたものだった。
その日は夏休みももうすぐ終わろうとしている頃で、俺達はスケボーを持ち出して、その堤防の土手の近くでスケボーをしていた。
しばらくたって俺は喉が渇いたんで、近くの自販機までジュースを買いにいった。
他の仲間達はまだ土手でスケボーしているのが自販機のところからでも見えた。ジュースを買って土手のところまで戻っている途中、ふと気づいたんだ。
「…仲間の一人がいない。」