
自分が幼稚園児の頃は今と違って、神社や寺の境内駐車場で、周囲の子供たちが何十人も年齢問わず遊んでいた時代だった。
その中には知的障害児童が少なからずいたんだけど、誰も差別や区別せず仲良く遊んだ。
区画整理事業がまだない時代で、砂利道の細い道と間口の狭い家屋が軒を連ねて、町内の人のプライベートは筒抜けで、身内の様な付き合いしてた時代だった。
遊びの集団の中に〇〇おでん屋を細々とやっている、知的障害児(A君)持ちの母子家庭がいた。A君の母親は
「自分の息子と遊んでくれてありがと」
と、売れ残りのおでんを神社に持ってくる優しい人間であった。
