106: 本当にあった怖い名無し 2010/08/11(水) 00:43:53 ID:SKf2HIaz0
俺がまだ小学校低学年くらいだった話。
普通の住宅街にあるマンションの3階に住んでいたのだが、ある日子供部屋の中を横切ったとき、ピィーンと耳鳴りがしたと同時に金縛りにあった。
当時はまだ金縛りなんていう知識も無く、ひたすら混乱していた。
ふと視界のぼやけ、というか意識がはっきりすると、自室の窓から外を見た状態で固まっているのに気づいた。
窓から見える風景はマンション周囲にある一軒家の屋根を若干斜め上から眺めたようなもので、遠くまで屋根が続いている。
体が動かないので仕方なくそのまま外を眺めていると、ふと遠くの屋根の上から丸いものが覗いて出てきた。