
549: ななしのいるせいかつ 2004/12/28 10:04:24
小4の頃。二学期の終業式の帰り道で
「○○君…よね?」
と全く見覚えのないおばちゃんに呼び止められた。誰だかわからなかったが一応頷くと、
「大きくなって…こんなに大きくなって…」
と繰り返しながら涙をボロボロ流し出した。その尋常ではない様子に一緒に帰っていた友達は先に行ったが、
自分はいやな予感がして全く動けずに固まっていると。
「一回でいいから、『お母さん』って呼んでちょうだい…」
小4の頭の中はキタ(・∀・)ー!である。祭り囃子だ。
「お母さんの車で、何かおいしいもの食べにいこう。ハンバーグ?ケーキ?何がいい?ね、行こう?」
そう言って手を握ろうとするおばちゃんを振りほどいて、自分は家に逃げ帰った。