パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

読み物

都会

112:07/07/22
ガード下の出来事 

ある夜、ガード下の屋台へ立ち寄る一人の男。 
他の客達が笑い話や怪談話で盛り上がっている。 
男はそれを聞いているが、 
いつも肝心なオチを聞き逃してしまう。 

OL風の若い女性が話し始める。 
「朝会社に出勤途中、みんなに笑われてて、 
 でも理由がわからなくて……」 
みたいな話をしている。 
興味津々の男。 
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寺
15/08/24
俺が小学生の時の話。

家の近所にお寺があって、よく遊びに行っていた。そこには70歳くらいの住職がいて、境内やら敷地やらに入っても、怒らず自由に遊ばせてくれた。

たまにお菓子なんかも出してくれて、俺は近所に住むタカシと放課後はよくそこで過ごしていた。

その寺は近所に多くの檀家をもっていて町内の寄り合いやら、新年会なんかもそこで行っていた。住職は物腰の柔らかい温和な老人という感じで、町の人たちからの信頼も厚かった。
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電車内
15/08/19
雨乞いの呪文。

数年前のこと。電車の荷棚に誰かが置き忘れたらしい一冊の単行本が目に入り、目的の駅につくまで暇だったもので、なにげなくその本を手にして読んでみた。

タイトルは今は覚えていないけど、たしか禁断の呪文のなんたらと書かれた本。中には、恋がかなうとか、受験で合格するとか、いろんな呪文が書かれていた。

興味が出て、駅に着いてもそのままその本を持って出た。
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オフィス
07/09/28
うちの会社には、開かずの間がある。嘘みたいなほんとの話で、確かにある。

会社は3階建て。その3階の端に資材倉庫があり、その倉庫の奥に、扉が設置されている。

新人の頃、資材を取りに倉庫に行った際にドアの存在に気付き、当時の先輩に聞いてみたが、「気にすんな。」の一言で片付けられた。

会社の外から見てわかったが、そのドアの先には部屋があるようで、窓も付いている。
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ゾンビ
13/05/21
夢の中で道を歩いてたら後から馬車がやってきた。

歩くのも疲れたから乗せてもらおうと思ったら、荷台はすでに人でいっぱいだった。荷台の人がみんなで俺を見た。

みんな灰色の顔をしててゾンビみたいで無表情だったんだけど、一人だけその灰色のゾンビ顔で満面の笑みで俺に言ってくれた。

「もう一人くらい乗れますよ」

俺は断った。
そこで目が覚めた。
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小屋
08/05/10
俺が友達の家に行った時に聞いた話。

飲みに出ようと誘う俺を、なかば無理矢理ひき止めて聞かされた。

その友達はマンションの5階に住んでいたのだが、ベランダから隣接する警察署の敷地を見下ろすことができた。

裏側の職員駐車場みたいなとこで、すみに小さなコンクリの小屋があった。イナバ物置を一回り大きくしたくらいの小さな小屋で、友達の部屋からほぼ正面の位置に観音開きのドアがある。
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田舎の家
07/11/30
祖父母が健在だったころ、私の田舎には大きな持ち家がありました。

母屋と離れの二棟から成るその家、特に物置として放置されていた離れは当時、小学生の私にとってかっこうの遊び場所となっていました。

田舎に帰省した時には、隣の子と一緒に離れで「かくれんぼ」をするそのたびに祖母にたしなめられたものですが、その意味を深く考えることはありませんでした。
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山道
11/06/12
2年前、北陸のある山中。

深夜彼女とドライブ中、山道で道に迷った。ナビはうまく位置を拾ってくれないし、どうにもならず困っていると、パッと明かりが見えた。

ラーメン屋だった。

こんな山奥に?しかももう真夜中だぞ?

なにか違和感を感じたが、彼女が道を聞いてみれば、というので駐車場に車をとめた。やたらでかい駐車場だが、車は一台も停まってない。
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石

18/01/11
私の趣味は石拾いだ。

端から見ればつまらないかも知れない、だが、やってみると結構楽しいのだ。

石集めが趣味のお金持ちというのも少数だがいるもので、珍しい形や色、光沢を持つ石をそこそこの値段で買ってくれる人もいる。

石集めという趣味は祖父から引き継いだものだ。

数年前に亡くなった祖父は石集めを趣味兼仕事にしていたらしく、たまに山や川、海で石を拾っていて起こった出来事や見つけたものの事を話してくれ、子供ながらに楽しみだった。

これはそんな祖父から聞いた話の一つで私が今も鮮明に覚えているものだ。
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