2014/10/10
少し奇妙な記憶がある。
小さい頃から、自分以外の子供の記憶があるような気がしていた。例えば、ウチは、貧乏で県営住宅住まいだった、長屋形式のね。
でも、それとは別にかなり裕福な暮らしを味わっていたという記憶が微かにあったりして不思議だった。親が「初めて買ってきたよ」という高価な果物も、あれ食べたことなかったっけ?とかね。
まあそれだけならTVの影響でも受けてた、とすれば説明がつく。
やがて免許をとって車に乗れるようになって、とにかく運転が面白くて近所中のあらゆる道を走りまくった。
で、家から30kmほど離れた海のそばの道を走っていた時、小さな脇道を発見した。知らない道はどんどん進め、っていう気分だったんで当然曲がって入ってみた。