436: 本当にあった怖い名無し 2018/07/01(日) 21:20:06.75 ID:g/GyGEQX0
ふた昔ほど前に温泉巡りしてた人の話
長野県の山奥に行って鄙びた温泉宿でも、と車で向かったがとんでもなく濃い霧に覆われて運転に苦労するほどだった。
ふと車窓の左を見るとやや薄くなった霧の切れ間に川の対岸が見え、奥に何やら長い物が動いていた。路肩に車を停めて凝視するとそれは木材を運ぶ貨物列車のようだった。
蛇のようにうねうねとゆっくり進む列車の最後に小さくて真っ赤な車掌車のようなものがついてるのが印象的だったそうだ。