15/03/02
私が小1だった頃の話。
うちはいわゆるシングルマザーの家庭で、福岡市博多区の公団のマンションに住んでました。
結構広く部屋数も多くて、私は自室を持ってたんだけど、部屋にはベランダがなくて小窓があった。大人の胸ぐらいの高さだったと思う。
バカで夢見がちな私は、その窓から外を眺めたら楽しいだろうなーって思ってた。アニメとかにある、走ってる車から顔をだして周りを見渡すみたいなのに憧れてたし。
もちろん母はそれを見越して鍵を掛けてたし、私はクラスでいちばん背が低かったから、学習机とセットで買った椅子に立って、閉まってる窓から外を覗く程度だった。